2022年11月2週目 首にこぶが出現する。
贅沢なお寿司を堪能した誕生日からわずか数日後、11月2週目のある朝。
いつもと同じように目覚めた私。
いつもと同じ朝、の予定だった。
いや、何かが違う。
何かが・・・
首だ!
恐る恐る「その部分」を手で触ってみた。
え???
首の両側をもう一度触る。
熱い、そして、盛り上がっているのがわかる。
隣では彼氏さんがスヤスヤと眠っている。起こさないようにそっと布団から出て洗面台へ直行した。
鏡の中に映る自分を見て呆然とした。
首筋のあたりにしこりができている。しこりというか、もはや「こぶ」だ。明らかに、異常な状態。両側の首が腫れているせいで首の太さがケンシロウ並み(by 北斗の拳)ではないか。
48年間生きてきてこんなの初めてだ。
目の前の自分の姿を受け入れるのに多少の時間がかかった。
その’こぶ’自体が熱を持ち、触ると痛い。体も幾分熱っぽい。
リンパ腺が腫れているように見える。風邪をひいたのだろうか。最近疲れているから抵抗力が下がっていたのかもしれない。いや、もしかして、ついにコロナに感染したのか?
などと自分の中で原因を探る。
もう少し様子を見てから病院へ行こう。
その日は普通に出勤した。首の腫れは治まらない、そして体もだるい。
上司から業務を引き継いでいたが、はっきり言って何も頭に入ってこない。首も肩も背中もどこもかしこも痛いのだ。
10年ぶりの発熱で耳鼻科に行く決心をする。
それでも何とか1日を終え、彼氏さんのお迎えで彼氏さんのおうちに帰った。
自分のアパートに帰っても家事はできないと思ったからだ。帰宅してすぐに熱を測った。
「38.4度」
10年ぶりの発熱だった。
驚いた彼氏さんが解熱剤や冷えピタを買ってきてくれた。
風邪かコロナか…
とにかく寝よう。朝には熱も下がっているはずだ。
そう信じて眠りについた。
翌朝、いつもと同じ時間に目が覚める。手で首元を触れる。そして落胆した。しこりはまだそこにあった。すっかりなくなっていることを期待していたが、そんな都合のいい話はないということか。
ただ、熱は36度台まで下がっていた。
でも一応病院へ行こう。
私はひとまずいつも通り出勤し、会社近くの耳鼻咽喉科を受診した。
何か見つかったらどうしよう、などという不安はほとんどなかった。
「特に異常なし」という医師のお墨付きが欲しかったのだ。そうすれば余計な心配をしなくて済む。
この1回目の受診
結果は私を安心させるものだったが、果たしてそれが良かったのか悪かったのか。
続きは次回のブログで
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