2024年1月 体調不良【人生初めての・・・】 

闘病記【退院後の生活】

便秘に苦しむ

病気になって初めて便秘というのを経験した。

最初の入院で5日間便が出ず下剤を飲んだ。

その後も抗がん剤の副作用で便秘になると言われ、骨髄移植を受けるまでは下剤を飲んでいたが、前処置の副作用で下痢になったため、それ以降は飲んでいない。便秘にはあまり縁がないようだ。

その私がこれほどまで便秘に苦しめられるとは思ってもみなかった。

異変に気付いたのは昨年の12月後半ごろ。

便がなんとなく硬くなってきたと感じた。トイレに行くと少し時間がかかる。

それでも毎日排便があるし、出血するわけでもなかったため、1月中旬の外来受診の時は下剤をもらわなかった。

水分不足かもしれない。

そう思った。口の中の乾燥もひどくなっていた。きっと身体全体が乾燥しているのだ。だから便が硬いのだ。

私は意識して水分を摂るようにした。

だがそれはあまり効果を発揮しない。トイレに行くと20分は出てこれない。太ももの裏の筋肉痛が悪化してきたため、20分座りっぱなしというのも結構しんどい。

そうこうしているうちに、便はさらに硬くなり、20分が30分になり、出血を伴うようになった。

痛くてトイレに行くのが怖いのだが、便意をもよおせば行かざるを得ない。そして30分格闘する。

やはり下剤をもらっておくべきだった。

後悔しかない。何かあればいつでも来てくださいと言われているが、総合病院というのはとにかく時間がかかる。気軽に行ける場所ではない。たかが下剤をもらうだけで車を30分も走らせ、さらに長時間待たされる。それなら我慢しようと思ってしまう。

あと1週間で外来受診だ。それまでなんとか持ちこたえられないだろうか。

人生初めての摘便

土曜日の午前中、いつも通りトイレにこもった私。最近はスマホを持ってトイレに行っている。30分は短いようで長い。手持ち無沙汰を解消するため、ネットニュースやらインスタなどを見ている。

いつもは時間がかかっても最終的には出血を伴いながらでも便が出るのだが、この日は30分経ってもどうにもこうにも便が出ない。

じゃあ、出さなくてもいいじゃないかと諦めたいのだが、便意はしっかりある。出したいのに出ない。これは本当に辛い。

私は意を決して薬局に行き、イチジク浣腸を買った。勝手に浣腸をして良いのかはわからない。でもとにかく出さねばならぬと思った。

急いで家に帰り、さっそくそれを使ってなんとか目的を果たした。

さすがにこれはまずい。

1週間待てない。週明けに病院に行こう。

次の日の日曜日。この日はもっと大変なことになった。

浣腸をしても出ないのだ。

でも便がすぐそこまで来ているのはわかる。出したい。でも出ない。痛くてそれ以上踏ん張ることもできない。八方塞がりの私は最終手段を用いることにした。

摘便だ。

これまで便秘になったことがない私は、もちろん摘便などやったことはない。でももうそれしか残されていない。背に腹は代えられない。

夫に頼んで物品を揃えてもらった。プラ手と潤滑油だ。専用のものではない。キッチンで使っている手袋と乾燥予防に処方されたワセリンだ。

自分は何をしているのだという虚しい気持ちはこの際どうでもよい。

とにかく出さねばならぬ。

冷や汗をかいていた。痛いからだ。でもやるしかない。

出血しているがそんなことよりも出さねばならぬ。

そして何度目かの挑戦で結果が出た。

「あ””ーーーーー」

私は奇妙な声を発した。

それまで以上の痛みを伴いながら生まれたのである。

超難産。

ぐったりした。

明日は何があっても病院へ行こう。

そう思いながらベッドに倒れこんだ。私はひと仕事終わった後のように疲れていた。

体調不良が続く

週末に浣腸と摘便をした私は月曜日の朝一、病院に電話をした。主治医に電話がつながれ、「それは大変ですね。今日来てください。」となり、午前中に病院へ行った。

心なしか体調が悪い。摘便をしたせいだろうか。

久しぶりに倦怠感というものを感じている。

「摘便をしたからというよりは、体調が悪くなってきたから便が硬くなったのかもしれませんね。」というのが医師の見解だった。

確かに、その方が理にかなっている。

その日は下剤のみ処方してもらい帰宅した。

即効性のあるラグノスゼリーというのも処方してもらったおかげで便はすぐに緩くなった。摘便のせいで排泄のたびに痛みが走ったが、それも軟膏を塗り続けたら1週間ほどで良くなった。

でもそれと反比例するように体調は悪くなっていった。

倦怠感が続く。

以前のように動けないとか、数秒立っているのが辛いとか、そこまでひどくはない。ただ身体を動かすのが億劫だと感じる。ちょっと気合がいるのだ。

家事も思うようにできない。料理も途中から夫にバトンタッチ、洗い物も頼むようになった。

「あまり動けないならまた入院しようね。」

と言われる始末。去年の8月の時のように、寝たきり状態になってから入院するよりは良い。でもまだ入院するほどではないと思っている。

1月の受診でステロイドが完全になくなった。この倦怠感はその影響かもしれない。そうだとしたらもうしばらくの辛抱だ。

そうではなく、合併症ということも考えられる。骨髄移植が終わって7か月。慢性GVHDというのは移植から2年経っても起こり得るという。

この倦怠感はどちらだろう。まだわからない。

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