2022年10月上旬 首にも激痛が走る。
腰痛に耐えること半月。
痛みはついに腰だけに留まらず、首にやってきた。
腰痛の時と同様、突然やってきた。
強烈でシャープな痛み。
一瞬何事かと思うほど首に衝撃が走った。
まただ・・・何かが違う・・・
「今まで経験したことがない種類の痛み」
ただ腰痛の時と違い、痛みはすぐに消失した。
これも事故の後遺症だろうか。
でも、昔やった事故の時とは痛み方が違うような。
「違和感」
私は直感を信じて行動する方だ。この時の「違和感」も直感だった。
その直感に従ってなんらかの行動を起こせばよかったのだが。
たとえば内科を受診するとかの。
でも、私は放置した。
不安になるくらい定期的にやってくる腰の激痛も、首が曲がらなくなるんじゃないかと思う違和感たっぷりの首の痛みも、見て見ぬふりをした。
「事故の後遺症」
そういうことにして自分を安心させた。
首の痛みは腰の痛みのように1分も持続したり、息がしにくいほどの苦痛を与えたりするものではなかった。
ただ突然、一度きり首に激痛を走らせ去っていく。それが1日に数回ある。
「うっ」
仕事中でも痛みで声が漏れることがある。
それが腰なのか首なのかは別として、どちらも声が出てしまうくらいの痛みなのだ。
隣の席の同僚はその度に反応する。
「大丈夫ですか。」
「大丈夫、大丈夫。すぐ治るから。」
いや、おそらく大丈夫ではない。
その同僚は、まさに今までお尻の下に敷いていたクッションを、私に使えとばかりに差し出してきた。
なんでも、腰への負担を軽減してくれる機能性の高いクッションとのことだ。
まだ生暖かいそのクッションを受け取り、自分の椅子に置き、座ってみた。
なるほど、確かに座り心地が良い。
腰痛も和らぐのではないかと思えるほどだ。
もちろん、そんなわけにはいかなかった。
首の痛みからだろう、次第に頭痛が気になるようになった。肩こりもひどい。
ただ、以前にむち打ちをやっているせいで、首から頭にかけての痛みに慣れていた。
肩こりも日常茶飯事だ。
「慣れ」は「違和感」をいともあっさり越える。
きっとあと少しすれば治まる。
などという希望的観測にとらわれ無駄に日々を過ごした。
首の痛み、これも白血病の初期症状なのかもしれない。
なぜなら、この時から約1ヶ月後、激痛が走っていた箇所にある異変が起きたからだ。
それについては別のブログで。
まだまだ迷走は続く。
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