2022年10月下旬 登山を決行する。
10月に入った頃から下肢のだるさが気になるようになった。
それでも腰や首のように電光石火のごとく激痛が走るわけではない。
少し我慢していれば忘れてしまうくらいの症状だ。
ただ登山となると、幾分怪しくなる。
9月に計画していたテント泊を共なう2000m級の高山登山。
それが延期となり、10月下旬に持ち越した。
高山はすでに雪山となっている。今のところ積雪の登山は自信がない。
おのずと低山を計画することになる。
登れるのだろうか。
街中のウォーキングでも脚のだるさが気になるのだ。
低山といえどもガッツリ登るのは無理だろう。
彼氏さんに言うべきか。
結局言わなかった。
行先は、中央アルプスの南端、恵那山系にあたる標高1739mの富士見台高原に決まった。
登山コースはいろいろあるが、この時選んだのは、実際に歩く距離がわずか1㎞という、ハイキングともいえるコース。
紅葉を楽しみながら頂上でお弁当を広げる。もはやピクニックだ。
これなら今の私でも登れるだろう。
ハイキングレベルのコースが必死だった。
その日は早朝に起きてお弁当を作った。まさにピクニック気分だった。
車で頂上近くの駐車場まで行く。紅葉の季節とあって、登山客でにぎわっている。中にはスカートをはいた女性、サンダルに近い靴を履いた男性もいた。それくらい緩いコースなのだ。
私はというと開始そうそう脚がだるくなり、トレッキングポールを取り出す羽目に。そんな人は誰もいないがしょうがなかった。途中で恵那山脈を写真に収めながら景色を楽しむ。
そして、なんとか、頂上まで登れた。
登るというより歩いた、という表現が正しい。登山とは呼べないコースだ。
そんな緩やかなで短いコースが「なんとか」歩けたのだ。しかもトレッキングポールを両手に持ち、休み休み。倦怠感はないが、とにかく脚がだるくて前に進めない。
下山してしまえばさほど気にならなかったが、自分の体は大丈夫なのだろうか。さすがに不安がよぎる。
やはり更年期障害か・・・
そうだ!命の母!
職場の女性がしきりに勧めていた「命の母’A’」を飲もう!
これまで自分はまだまだ若いと思っていた。でも年齢に抗うことはできない。
認めよう、私は更年期障害だ!
まだ気づかないのである。そこに病が隠されていることに。
どこまで迷走を続けるのか。
早く気づけ、病院に行け(とその後の自分はそう思うのだが・・・)
続きは次回のブログで
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